2016年までの白ナスの栽培 [白ナス]
焼きナスにすると抜群に美味い「白ナス」。うちで栽培しているものは、色が淡緑色で、鹿児島県を中心に九州で栽培されている「白なす(丸なす<巾着型>)」にほぼ間違いない。
20年以上前から毎年種取りし、その種蒔きを3月上旬に行い、幼苗を3月下旬にビニールポットへの植え替えをするのだが、育苗の管理はお隣さんのハウスで老婦人に任せっきりである。
施肥について、興味ある情報を得たので、ここに記しておく。
石灰窒素の特性(日本石灰窒素工業会)
ナスの栽培:
ナスは生育期間が長いため、品質のよい実を長期間にわたって収穫するには養分吸収に合った施肥を行い「成り疲れ」をさせないことが大切です。
また、ナスは酸性土壌を嫌いアンモニア態窒素と硝酸態窒素の両方ある方がよく生育するので石灰窒素の肥効特性にピッタリ合い品質・収量の向上に結びつくわけです。基肥として施す場合は、なるべく早めに堆肥などと一緒に60~100kg/10aを全面に施し、土とよく混和するように耕うんしておきます。
さらに、石灰窒素を追肥として畦間施用すると増収効果があります。この場合、畑の乾燥が著しいときは畦間に潅水してから施し、施用直後に降雨が予想される場合には施用を避けて下さい。
ついでながら、害虫駆除方法のバンカープランツ効果についても知見を得たので記しておこう。
フレンチマリーゴールドはヒメハナカメムシを呼び寄せます。この虫はナスの害虫であるミナミキイロアザミウマの天敵なので減農薬に役立つそうです。マリーゴールドは育苗し、ナスの定植後に畝の両肩に20cm間隔で植える。
<2016年>
(4月11日)
今年から、ナス科の夏野菜は、須賀前の畑で、トマト2畝、白ナス2畝を1ブロック栽培することに止めた。他に、離れたところに紫ナス1畝である。
3年ローテーションの輪作となり、前作はネギ、ウリ・サツマイモ混植、ピーマン類である。3年前と同じにならないよう、トマトと白ナスの位置をひっくり返して作付けすることにした。
(4月16日)
本日、畝立て。昨年は、雑草などを叩いて畝下に入れ込んだが、今年は止めた。というのは、昨年、トマトは大丈夫だったが白ナスが2畝中1畝ひどい成長不良になったからだ。
よって、雑草などは畝の予定位置を避けて埋め込んであるが、畝によっては重なる箇所があり、畝の位置をずらしたり、埋め込み雑草をどけたりした。
埋め込み雑草がないことを確認しつつ、ビッチュウで凹を作り、苦土石灰をたっぷり振り、肥料(鶏糞1、種粕3、有機肥料粒1)も十分に施した。そのあと、ビッチュウで土を戻しつつ削り上げて畝を大まかに立てる。
(4月30日)
本日定植。1畝に13本で2畝合計26本。とも苗はなしとした。
テボで大きめに穴を掘り、牛糞をたっぷり入れ、土と混ぜてからポット苗を植える。畝に細かい草が芽吹いているので、手で掻き揚げて畝を整形。
なお、苗の全部にコゴメが発生しているが、そのままにしておいても直ぐに絶えるだろう。
(5月6日)
ネキリムシに株元を1本食い千切られていた。植え替え。なお、コゴメは消滅。
(5月16日)
少しずつ元気に育ちだした。周りの雑草がかなり生えだしたので、テンワで削り上げて雑草を埋め込んでおいた。
(6月18日)
随分と大きくなった。数株が例年のような成育不良(葉が縮む)の傾向にある。
本日、下のほうの葉や小さい芽を欠き取り、3本やぐら仕立てに。良く生長したものに少し長めの支柱、それ以外に少し短かめの支柱を使用。なお、昨年までは3本の頂点で結わいでいたが、今年は頂点の少し下で結わいだ。
(6月24日)
実がだいぶ大きくなり、尻が地面につくものが出てきた。このままでは地中の虫に食われて穴が空く。
3日前に雑草や白ナスの葉っぱで座布団を敷いておいたが、完璧ではない。過去に、ビニールポットを敷いたりしたが、外れ落ちてしまうこともある。
そこで、藁座布団を作り敷くことにした。藁を10本ほど楕円形に丸めて1本の藁で絡げ、はみ出しは丸めたところに差し込んで出来上がり。
これを尻に敷くのである。これで虫に食われることはなかろう。
(6月27日)
本日、巨大な白ナスを2個、初収穫。以下、別記事「初収穫後の栽培」で記録。
<2015年>
(5月3日)
今年は、苗の生育は非常に順調で、全く病気が来ず、葉の縮れも全然なく、かつ育苗終盤にはコゴメ(アブラムシ)が湧くことが多いのだが、それもなかった。
作った苗の数は例年より多く、315鉢。うちで使う分は予備苗を含めて28鉢。それ以外は皆さんに差し上げる分である。あちこち声掛けしたりして既に約80鉢は出て行った。
なお、いつまでもお隣さんに管理をお願いするわけにもいかないから、4月30日に昨年12月に作ったうちのミニ・ビニールハウスに引っ越して自分で管理している。
今日、須賀前の畑に定植した。2畝で各13本。
定植穴を大きく掘り、ジョウロでたっぷり水を注入。そこへ牛糞を2つかみ入れ、土と混ぜて植え付け。
予備苗を2本、畝の端の法面に植え付け。
(5月10日追記)
有機肥料(種粕を中心に、鶏糞、有機肥料粒)を法面に埋め込む。
(6月20日追記)
今年は畝の草叩きをしていないから草ぼうぼうであるが、放置してある。初生りが大きくなりつつある。
東の畝は順調に育っているが、西の畝は葉先が黄変したり、成育が悪い。前作、前々作は似たような野菜の作付けであり、原因不明。
(6月22日追記)
あまりにも草ぼうぼうで、雑草に負けそうな箇所もある。そこで、土手の草刈のついでに畝の法面と株間を草刈機(紐)でザッと草刈をした。
(6月25日追記)
本日、一番生りを収穫。
2畝の本日現在の姿。手前の畝の生育が悪い。
<2014年の記録>
毎年種取りし、その種蒔きをほぼ例年どおり3月9日に行い、幼苗を3月29日にビニールポットへの植え替えをして育苗していた。その管理はお隣さんのハウスで老婦人に任せっきりである。
今年は、まれなことであるが苗に病気が来たようで、2割ほどは枯れてしまったし、半分ほどは葉の縮れが少々気になる。
作った苗の数は例年並みで、7ケース250鉢。うちで使う分は予備苗を含めて30鉢。それ以外は皆さんに差し上げる分である。あちこち声掛けしたりして既に約80鉢は出て行った。
ところで、今年は成長が鈍い。例年、ゴールデンウイークの初めに小さいながら定植していた。しかし、今年はいかにも小さく、もう少し定植を後にしたいのだが、いつまでもお隣さんに管理をお願いするわけにもいかず、今日(5月8日)、自宅前の畑へ移し、露天でポット苗を育苗することにした。
そして、今朝、まあまあ良さそうな苗を須賀前の畑に定植したところである。
何とか無事に育ってくれて、例年並みに白ナスが収穫できると有り難い。
なお、今朝、悪そうな苗をまた処分し、残ったのは70鉢ほどだが、葉の縮れが気になる。これを差し上げてよいものかどうか、悩む。
定植したのは2畝(各13本)で、畝間に予備苗4本埋め込み。なお、畑が少々乾いてきているので、ジョウロでたっぷり水を注入してから植え付け。
また、直ぐに追肥(種粕、有機肥料粒ともにたっぷり)、土寄せし、株周りの乾燥を防ぐことにした。
(5月11日追記)
トマトのついでに白ナスにも水やり。
予備苗1本が枯れていた。ネキリムシに株元を齧られたか?
(5月12日追記)
万田酵素1000倍散を噴霧。植物の滋養になる。
(6月2日追記)
だいぶ生長してきた。本日、施肥と土寄せ。
昨日、雑草をテンワ(手鍬)で叩いてある。今日は、クワで畝の東面を少々削って溝を作り、種粕、鶏糞、有機肥料粒を適当に撒き、埋め戻しとともに土寄せ。
(6月12日追記)
白ナスは脇芽がけっこう出てくるのが特徴だが、今まで放任栽培していた。今年は、気紛れ的に下の方の脇枝3、4本を整枝してやった。これで風通しが良くなり、病害虫が少しは防げるかもしれない。
(6月13日追記)
夕べの嵐で傾いたもの3株あり。今日、支柱を立てて結わい付け。
なお、生長の悪い株が1つあり、引き抜いて予備苗を移植。
(6月21日撮影)
(6月26日追記)
病気が心配だが、ほぼ順調に育っているようだ。明日にでも1番生りが収穫できそうだ。
なお、例年7月になったら消毒しているが、これは、ダニかカビが取り付いて生りが悪くなるからだ。カビであれば、「うどんこ病」と同様に、「重曹800倍液」が効くかもしれない。メロンやキュウリ苗に使った残りを噴霧しておいた。
以下、「7.1 白ナス初収穫後の栽培記録」に記す。
<2013年の記録>
(4月28日に定植)
作付けする2畝は準備万端整っていると思い込んでいて、本日、定植すべく須賀前の畑に持って行った。ところが、1畝は春キャベツの跡に計画していたのをコロッと忘れていた。
端の一株を残して収穫済みであり、早速その1株を残して、苦土石灰を振って跡を起こし、畝位置に溝を作り、施肥。溝を埋めて畝立てし、やっと準備完了。
1畝に13株。約80センチ間隔で定植。予備苗を各列に3本。これは、初期成育が悪い苗のピンチヒッターである。
これにて作業終了。先日の大雨で土はたっぷり湿っており、水やりの必要がないので助かる。
(下の写真は当店のお客様に差し上げるべき店頭に置いたもの)
(5月5日追記)
定植以降、雨なしで土が乾きだした。そこで、追肥&土寄せで乾燥防止。
追肥は、種粕、有機肥料ペレット、牛糞。
(5月26日追記)
5月5日に追肥したことを忘れていた。本日、同じ場所に追肥してしまったのだが、多分5月5日の追肥は株元に少々しただけであったから、分からなかった。
土が乾ききっているから、まずは溝を立て、水やりし、土を湿らす。追肥は、種粕、畑のカルシウム、有機肥料ペレット、牛糞とし、畑のカルシウムは少々、他はたっぷり入れ込んだ。そして、土寄せ。
(6月17日追記)
順調に成長している。最初の実がだいぶ大きくなってきた。
雑草がけっこう生えているので、本日削り上げ。
なお、数株の葉が縮んだり黄変している。これは毎年のことだが、トマトには石灰を振ると多少効果があると聞いているから、ナスも同様だろうと、苦土石灰を振ってみた。気安めだろうが。
20年以上前から毎年種取りし、その種蒔きを3月上旬に行い、幼苗を3月下旬にビニールポットへの植え替えをするのだが、育苗の管理はお隣さんのハウスで老婦人に任せっきりである。
施肥について、興味ある情報を得たので、ここに記しておく。
石灰窒素の特性(日本石灰窒素工業会)
ナスの栽培:
ナスは生育期間が長いため、品質のよい実を長期間にわたって収穫するには養分吸収に合った施肥を行い「成り疲れ」をさせないことが大切です。
また、ナスは酸性土壌を嫌いアンモニア態窒素と硝酸態窒素の両方ある方がよく生育するので石灰窒素の肥効特性にピッタリ合い品質・収量の向上に結びつくわけです。基肥として施す場合は、なるべく早めに堆肥などと一緒に60~100kg/10aを全面に施し、土とよく混和するように耕うんしておきます。
さらに、石灰窒素を追肥として畦間施用すると増収効果があります。この場合、畑の乾燥が著しいときは畦間に潅水してから施し、施用直後に降雨が予想される場合には施用を避けて下さい。
ついでながら、害虫駆除方法のバンカープランツ効果についても知見を得たので記しておこう。
フレンチマリーゴールドはヒメハナカメムシを呼び寄せます。この虫はナスの害虫であるミナミキイロアザミウマの天敵なので減農薬に役立つそうです。マリーゴールドは育苗し、ナスの定植後に畝の両肩に20cm間隔で植える。
<2016年>
(4月11日)
今年から、ナス科の夏野菜は、須賀前の畑で、トマト2畝、白ナス2畝を1ブロック栽培することに止めた。他に、離れたところに紫ナス1畝である。
3年ローテーションの輪作となり、前作はネギ、ウリ・サツマイモ混植、ピーマン類である。3年前と同じにならないよう、トマトと白ナスの位置をひっくり返して作付けすることにした。
(4月16日)
本日、畝立て。昨年は、雑草などを叩いて畝下に入れ込んだが、今年は止めた。というのは、昨年、トマトは大丈夫だったが白ナスが2畝中1畝ひどい成長不良になったからだ。
よって、雑草などは畝の予定位置を避けて埋め込んであるが、畝によっては重なる箇所があり、畝の位置をずらしたり、埋め込み雑草をどけたりした。
埋め込み雑草がないことを確認しつつ、ビッチュウで凹を作り、苦土石灰をたっぷり振り、肥料(鶏糞1、種粕3、有機肥料粒1)も十分に施した。そのあと、ビッチュウで土を戻しつつ削り上げて畝を大まかに立てる。
(4月30日)
本日定植。1畝に13本で2畝合計26本。とも苗はなしとした。
テボで大きめに穴を掘り、牛糞をたっぷり入れ、土と混ぜてからポット苗を植える。畝に細かい草が芽吹いているので、手で掻き揚げて畝を整形。
なお、苗の全部にコゴメが発生しているが、そのままにしておいても直ぐに絶えるだろう。
(5月6日)
ネキリムシに株元を1本食い千切られていた。植え替え。なお、コゴメは消滅。
(5月16日)
少しずつ元気に育ちだした。周りの雑草がかなり生えだしたので、テンワで削り上げて雑草を埋め込んでおいた。
(6月18日)
随分と大きくなった。数株が例年のような成育不良(葉が縮む)の傾向にある。
本日、下のほうの葉や小さい芽を欠き取り、3本やぐら仕立てに。良く生長したものに少し長めの支柱、それ以外に少し短かめの支柱を使用。なお、昨年までは3本の頂点で結わいでいたが、今年は頂点の少し下で結わいだ。
(6月24日)
実がだいぶ大きくなり、尻が地面につくものが出てきた。このままでは地中の虫に食われて穴が空く。
3日前に雑草や白ナスの葉っぱで座布団を敷いておいたが、完璧ではない。過去に、ビニールポットを敷いたりしたが、外れ落ちてしまうこともある。
そこで、藁座布団を作り敷くことにした。藁を10本ほど楕円形に丸めて1本の藁で絡げ、はみ出しは丸めたところに差し込んで出来上がり。
これを尻に敷くのである。これで虫に食われることはなかろう。
(6月27日)
本日、巨大な白ナスを2個、初収穫。以下、別記事「初収穫後の栽培」で記録。
<2015年>
(5月3日)
今年は、苗の生育は非常に順調で、全く病気が来ず、葉の縮れも全然なく、かつ育苗終盤にはコゴメ(アブラムシ)が湧くことが多いのだが、それもなかった。
作った苗の数は例年より多く、315鉢。うちで使う分は予備苗を含めて28鉢。それ以外は皆さんに差し上げる分である。あちこち声掛けしたりして既に約80鉢は出て行った。
なお、いつまでもお隣さんに管理をお願いするわけにもいかないから、4月30日に昨年12月に作ったうちのミニ・ビニールハウスに引っ越して自分で管理している。
今日、須賀前の畑に定植した。2畝で各13本。
定植穴を大きく掘り、ジョウロでたっぷり水を注入。そこへ牛糞を2つかみ入れ、土と混ぜて植え付け。
予備苗を2本、畝の端の法面に植え付け。
(5月10日追記)
有機肥料(種粕を中心に、鶏糞、有機肥料粒)を法面に埋め込む。
(6月20日追記)
今年は畝の草叩きをしていないから草ぼうぼうであるが、放置してある。初生りが大きくなりつつある。
東の畝は順調に育っているが、西の畝は葉先が黄変したり、成育が悪い。前作、前々作は似たような野菜の作付けであり、原因不明。
(6月22日追記)
あまりにも草ぼうぼうで、雑草に負けそうな箇所もある。そこで、土手の草刈のついでに畝の法面と株間を草刈機(紐)でザッと草刈をした。
(6月25日追記)
本日、一番生りを収穫。
2畝の本日現在の姿。手前の畝の生育が悪い。
<2014年の記録>
毎年種取りし、その種蒔きをほぼ例年どおり3月9日に行い、幼苗を3月29日にビニールポットへの植え替えをして育苗していた。その管理はお隣さんのハウスで老婦人に任せっきりである。
今年は、まれなことであるが苗に病気が来たようで、2割ほどは枯れてしまったし、半分ほどは葉の縮れが少々気になる。
作った苗の数は例年並みで、7ケース250鉢。うちで使う分は予備苗を含めて30鉢。それ以外は皆さんに差し上げる分である。あちこち声掛けしたりして既に約80鉢は出て行った。
ところで、今年は成長が鈍い。例年、ゴールデンウイークの初めに小さいながら定植していた。しかし、今年はいかにも小さく、もう少し定植を後にしたいのだが、いつまでもお隣さんに管理をお願いするわけにもいかず、今日(5月8日)、自宅前の畑へ移し、露天でポット苗を育苗することにした。
そして、今朝、まあまあ良さそうな苗を須賀前の畑に定植したところである。
何とか無事に育ってくれて、例年並みに白ナスが収穫できると有り難い。
なお、今朝、悪そうな苗をまた処分し、残ったのは70鉢ほどだが、葉の縮れが気になる。これを差し上げてよいものかどうか、悩む。
定植したのは2畝(各13本)で、畝間に予備苗4本埋め込み。なお、畑が少々乾いてきているので、ジョウロでたっぷり水を注入してから植え付け。
また、直ぐに追肥(種粕、有機肥料粒ともにたっぷり)、土寄せし、株周りの乾燥を防ぐことにした。
(5月11日追記)
トマトのついでに白ナスにも水やり。
予備苗1本が枯れていた。ネキリムシに株元を齧られたか?
(5月12日追記)
万田酵素1000倍散を噴霧。植物の滋養になる。
(6月2日追記)
だいぶ生長してきた。本日、施肥と土寄せ。
昨日、雑草をテンワ(手鍬)で叩いてある。今日は、クワで畝の東面を少々削って溝を作り、種粕、鶏糞、有機肥料粒を適当に撒き、埋め戻しとともに土寄せ。
(6月12日追記)
白ナスは脇芽がけっこう出てくるのが特徴だが、今まで放任栽培していた。今年は、気紛れ的に下の方の脇枝3、4本を整枝してやった。これで風通しが良くなり、病害虫が少しは防げるかもしれない。
(6月13日追記)
夕べの嵐で傾いたもの3株あり。今日、支柱を立てて結わい付け。
なお、生長の悪い株が1つあり、引き抜いて予備苗を移植。
(6月21日撮影)
(6月26日追記)
病気が心配だが、ほぼ順調に育っているようだ。明日にでも1番生りが収穫できそうだ。
なお、例年7月になったら消毒しているが、これは、ダニかカビが取り付いて生りが悪くなるからだ。カビであれば、「うどんこ病」と同様に、「重曹800倍液」が効くかもしれない。メロンやキュウリ苗に使った残りを噴霧しておいた。
以下、「7.1 白ナス初収穫後の栽培記録」に記す。
<2013年の記録>
(4月28日に定植)
作付けする2畝は準備万端整っていると思い込んでいて、本日、定植すべく須賀前の畑に持って行った。ところが、1畝は春キャベツの跡に計画していたのをコロッと忘れていた。
端の一株を残して収穫済みであり、早速その1株を残して、苦土石灰を振って跡を起こし、畝位置に溝を作り、施肥。溝を埋めて畝立てし、やっと準備完了。
1畝に13株。約80センチ間隔で定植。予備苗を各列に3本。これは、初期成育が悪い苗のピンチヒッターである。
これにて作業終了。先日の大雨で土はたっぷり湿っており、水やりの必要がないので助かる。
(下の写真は当店のお客様に差し上げるべき店頭に置いたもの)
(5月5日追記)
定植以降、雨なしで土が乾きだした。そこで、追肥&土寄せで乾燥防止。
追肥は、種粕、有機肥料ペレット、牛糞。
(5月26日追記)
5月5日に追肥したことを忘れていた。本日、同じ場所に追肥してしまったのだが、多分5月5日の追肥は株元に少々しただけであったから、分からなかった。
土が乾ききっているから、まずは溝を立て、水やりし、土を湿らす。追肥は、種粕、畑のカルシウム、有機肥料ペレット、牛糞とし、畑のカルシウムは少々、他はたっぷり入れ込んだ。そして、土寄せ。
(6月17日追記)
順調に成長している。最初の実がだいぶ大きくなってきた。
雑草がけっこう生えているので、本日削り上げ。
なお、数株の葉が縮んだり黄変している。これは毎年のことだが、トマトには石灰を振ると多少効果があると聞いているから、ナスも同様だろうと、苦土石灰を振ってみた。気安めだろうが。
こんにちは。
熱心な育成ブログにとても感動しました。
私は一年以内に大阪で移動八百屋をしたいと考えており、
白ナスは必ず扱いたいと考えています。
もしかしたら今後なにかお話をさせて頂く機会があるかもしれません。
その時はよろしくお願いします!
今年も美味しい白ナスを作ってください♩
by ベジータかよこ (2014-06-19 12:45)