イチジク「ダルマティー」の栽培(2023年7月に虫害で枯れてしまい、栽培終了) [栽培中止野菜・果物・果樹]
2023年7月に虫害で枯れてしまい、栽培終了
このページは、2014年3月から時系列で記事にしてきたが、樹体が十分に大きくなった2019年からは新しい年の分を先に書くこととする。
イチジク「ダルマティー」は、とても美味しい実が生るとのこと。この品種はフランス産とのことで、熟した実の表皮の色は緑色、中身は真っ赤、糖度は20%以上もあるそうだ。
自宅前の畑にはすでに2本のイチジクがあるが、2014年3月下旬に、ある方からその「ダルマティー」の苗木をいただいた。ヤーコンの種芋を差し上げたお礼である。
過去の施肥は、植え付けた2014年に各種有機肥料を植え付け穴に混ぜ込み、2015年から2016年に鶏糞、米糠をけっこうな量散布した。その後は草木灰を2018年にかなり撒いた。これで、十分な施肥ができていると思われる。
苗木の育成に気を配っているが、虫害で枯れそうになったりと、悪戦苦闘している。やっと2018年にまともな姿形になったものの、同年、適当に防鳥ネットを張ったが、張り方が悪くて鳥に全部突かれて1粒も収穫できず、これからは鳥害対策が重要となる。
<2023年>
6.26今年は昨年より元気がなく、葉の生育がとんと悪い。
株周りにドクダミがびっしり生えており、除草剤を噴霧。
7.18実はけっこう付いたが、葉が小さく元気がない今年であったが、とうとう葉が全部落ち、枯れてしまった。株元回り全体の虫食いが激しく、これが原因だろう。
残念ながら、これでもってダルマティーの栽培終了となった。
<2022年>
(1月9日)
昨年は一昨年より少し大きい樹体に仕上げたが、今年は、防鳥ネットが掛けやすいよう、昨年より若干小さい形になるよう剪定。
(6月1日)
今年は新枝の芽吹きがかなり遅れている感がする。芽吹かなかった枝もある。
実が付きそうにない細かな新枝を除去。
(6月26日)
雑草が繁茂してきているから、草刈機でざっと草刈り。
(8月8日)
本日防鳥ネット掛け。2019年購入のものを繰り返し使い、東西南北とダルマティーの中央位置にエフ(または印の紐)を付けておいたから、ネット伸ばしがしやすい。去年概ね同じ大きさ樹体につき、十分にすっぽり覆うことができた。
最後に、周りに板を敷き詰め、ネット押さえ。
(8月13日)
今日、初生り2個収穫。次はしばらく待たねばならぬ。
(8月18日)
16日から1日平均2個ぐらいのペースで収穫できるようなった。
(9月7日)
その後だんだん良く生りはじめ、8月終わり頃からは1日4個程度。昨日あたりから生りが悪くなり、小粒となった。今年は木が多少弱っているせいか、一気に熟すのではなく、少しずつぼつぼつ熟すようになった。
なお、主幹のすぐ横から出ている第2主幹は完全に枯れ、今冬に切り取らねばならぬ。
今年はハクビシンらしきものの侵入は全くなかったし、ネットで完全防御しているから鳥害もなかった。また、昨年は収穫が始まって早々にほとんどが腐ったが、今年は昨年以上の長雨にもかかわらず、腐りはほとんどなかった。ただし、今日あたりから裏生りの感がし、腐りがきているようだ。
(9月15日)
ここ2日間は収穫ゼロ。熟しかけた実や硬い実が少々あり、今後はポツポツ。
(9月18日)
ここ3日は収穫なし。今日、裏生りの小さなものを6個収穫。そろそろ鳥除けネットを外す必要があり、雨模様だから、とりあえず地面まで垂れ下がっているネットを地上1m位置までたぐり上げて野菜縛り(細針金入り板ビニール)で絡げる。(6時間後、まだ雨は降らず)脚立に乗り、さらにたぐり上げてビニール紐で絡げる。昨年は、長いホウキで中央に寄せ、ど真ん中へ降ろして収納したが、今年は長いホウキで南側に寄せて引き摺り下ろした。袋に収納し、エフを付けて、どの木か分かるようにしておいた。
果樹園全体を草刈機で草刈り、幹回りは鎌で草刈り、株周りに雑草を敷き詰める。
(12月4日)
毎年、翌年1月に剪定していたが、今年は年内に剪定。
主幹のすぐ横から出ている枯れた第2主幹を根元から鋸で切り、防虫剤を塗布。
昨年より気持ち小さい樹形になるよう部分的に太い枝を切る。
実が生った太い枝(今年伸びたもの)は節1個残して切り取る。
細かい枝は全部除去。
剪定前と剪定後の写真を撮っておいた。
(2022年12月4日撮影)
(2022年12月5日撮影)
<2021年>
(1月10日)
樹体が程よい大きさになり、昨年と同じ形になるよう剪定する予定にしていたが、防鳥ネットが十分に大きく、もう少し大きな樹体に仕上げることにした。
小枝を除去し、昨年伸びた主枝(枝先が3本ほどに枝分かれしている)は枝先を3分の1ほど除去。なお、主枝のうち株元から伸びている細めの1本を鋸で切り落とす。
これで昨年より大きな樹体となり、実も多く付けてくれはしないか。
(7月26日)
雑草が繁茂してきているから、ざっと草刈り。昨年以上に実が付いている感じだ。
(8月1日)
本日防鳥ネット掛け。昨年のものを使い、東西南北とダルマティーの中央位置にエフを付けておいたから、ネット伸ばしがしやすい。去年より1回り大きい樹体となっているが、十分にすっぽり覆うことができた。
周りに板を敷き詰め、ネット押さえ。所々に石で重石。
(8月9日)
一昨年より1週間早く、昨年並みの熟しようだ。今日10個ほど初収穫。腐りかけたものを食べてみたら、今年もメチャ甘い。今年は大いに期待できそうだ。
でも、昨年の後半は防鳥ネットの裾から、どうやらハクビシンが侵入したようであり、けっこう食われた。今年はそうしたことがないといいのだが。
(8月13日)
隔日収穫で、一昨日は5個しか採れなかったが、今日は20個ほどと大漁!
ところで、1か所網が少々破られており、3個ほど丸々食われた形跡有り。これはハクビシンに違いない。この程度のことなら許してあげよう。でも、破れた箇所から鳥が入り込んでは大変だから、補修しておいた。これを繰り返さねばならんことになろうか。
(8月15日)
ハクビシンの被害はなく、ホッとする。ただし、長雨で腐りがきたものが10個以上あり、これは捨てる。収穫できたものは20個弱だが、腐りが来ていたり甘味がなかったりでおいしくない。
(8月24日)
ハクビシンの被害はない。甘味がなく腐りもあり、見向きもしないといったところか。
15日以来、2度ほど収穫したが、食えたものではなく、やっと長雨が上がりかけた昨日と今日、収穫を試みたが、大半がやはりダメで、良さそうなものを各数個収穫するも、あまりうまくない。
(9月12日)
本日、鳥除けネットを外す。地面までの垂れ下がりをまくり上げてビニール紐で20か所以上絡げる。次に長いホウキで中央に寄せ、ど真ん中へ降ろして収納。案外簡単だった。なお、来年も使うから、昨年同様に東西南北の位置指定にエフを付ける予定がこれを失念し、外し終わってから滅相で付けておいた。ただし、中央位置は目立つ紐を事前にくくり付け。
(11月20日)
庭木の剪定くずを樹木周りに敷き詰める。雑草抑えと堆肥化が目的。
<2020年>
(1月12日)
樹体が程よい大きさになり、昨年に続いて剪定を行なう。昨年と同じ形になるように、小枝を除去したり、伸びた主枝を切り落とす。
(6月21日)
樹木周りの雑草を鎌で草刈り。
(8月2日)
雑草が繁茂。草刈機(紐タイプ)でざっと草刈り。実がたくさん付けている。
(8月9日)
3日前から鳥が突きだした。突いたものを千切ってみると、まだ熟していないが、甘味はどれだけかある。目ざといものだ、鳥は。今日までで数個は突かれた。
昨年より1週間は早い熟し方だ。
今日、ネット掛け。昨年買った縦横約10m角のネットである。昨年収納するに当たり、地面までの垂れ下がりをまくり上げてビニール紐で20か所以上絡げてあるから、どのように張ればいいか、おおよそ見当がつく。長いホウキ(網に引っかからないよう紙を巻いてある)で中央辺りから順次淵に寄せ、寄せ終わったら、ビニール紐を外しながら地面まで引き降ろしていく。ざっとやってから、最下部に小石を10か所1ほど置き、鳥が入らないようにする。
ちょうど具合よく北隣の普通のイチジク(若木)もすっぽり覆うことができた。
(8月13日)
今日、初収穫8個。どういうわけか1個だけまだ硬い実が鳥に突かれていた。ネットから随分離れており、どこかから入ったのだろうか、さっぱり見当が付かないが。
(8月17日)
隔日で毎回10個程度収穫できている。毎回、どういうわけか1、2個まだ硬い実が鳥に突かれている。
(8月29日)
もう終盤である。今日は10個ほど収穫できそうであったが、その全部がなくなっている。きっと鳥に食われたのであろう。しかし、どこから入ってくるのか?全く不明。
(9月7日)
その後も正体不明の動物(どうやら鳥ではなくてハクビシンのようだ)に少々食われるも、全部で百数十個は収穫できたであろう。
本日最終収穫し、鳥除けネットを外す。地面までの垂れ下がりをまくり上げてビニール紐で20か所以上絡げる。次に長いホウキで中央に寄せ、ど真ん中へ降ろして収納。案外簡単だった。なお、来年も隣の普通のイチジクと一緒に被せるから、東西南北とダルマティーの中央位置にエフを付けておいた。
(9月22日)
草刈機で下草刈り。
<2019年>
(1月14日)
樹体がだいぶ大きくなり、初めて剪定を行う。参考とした記事は次のサイトである。
http://www.geocities.co.jp/NatureLand/1913/itigiku/itigikusentei.htm
まず、幹から枝分かれした細い枝を除去。
次に、大きく伸びた枝先が幾つもに分かれているものは2、3本に選る。
最後に、全部の枝を2節残して切除。これにて剪定終了。
幹や枝が全体に上向きになっているので、幹や太い枝数本を枝引っ張り。付近の切り株や境界杭に麻縄で縛る。それがない場所は、野菜用支柱を切ったものを地面に打ち込み、それで固定。まずまず横に広がった樹形となった。
草木灰がけっこう溜まっているので、幹回りに広く散布しておいた。
(7月8日)
雑草が繁茂してきたので、草刈り機でざっと草刈り。
(8月15日)
随分と数多くなり、だんだん実が膨らんできた。今朝、数個が鳥に突かれていた。食べてみると、まだまだ早く硬い。こんなものまで鳥が突くのか。
(8月18日)
昨日ネットを買ってきて、今日張ることに。縦横約10m角のネットだ。
これをどうやったら、うまく被せることができるだろう。
まず南辺に少々余裕も持たせて石や瓦のかけらを置き、固定する。
次に東辺、ここも余裕も持たせて、枝先にネットを乗せ、広げていく。
しかし、引っ掛かり、うまく伸ばせない。
そこで、長い柄のホウキを持ってきて、先端部にタオルを巻いてからげ、ネットがホウキに絡まないようにする。
このホウキで枝先に乗せたネットを順々に送り、東辺が半分被ったところで真ん中辺りの枝の上にネットを送り込む。長い柄のホウキはけっこううまくネットを送れる。
こうして東辺がうまく被さった。あとは順次西の方までネットをホウキで送る。
約10m角に張れるネットにつき、西辺にも余裕ができたし、北辺も余裕ができた。
ただし、北東角辺りは背の高い雑草があり、鳥が下から潜れるかもしれない。そこは最初に南辺に置いた石や瓦のかけらを持ってきて押さえつける。
これでもって、すっぽりイチジクの木を鳥除けネットで覆うことができた。
思ったより簡単に張れて、ほっとしたところ。
(8月21日)
今朝、イチジクを見てみると、幾つかは大きく膨らも、表皮に傷がついてアリが集っているものもあった。ネットをくぐって中に入り、軽く握ってみると十分に柔らかい。過完熟が1個あり、その場で食べる。そして、10個ほどを初収穫。
全部で100個はあろうか。やっとこれで樹体が完成し、毎年コンスタントに収穫できることになろう。有り難い。
(8月23日)
ネットがたるんでいて、実が網の近くにある箇所は外から鳥に突かれていた。その部分をピンと張り、外から鳥が突けないよういにしておいた。
過完熟が3個ほどあり、今後は急ピッチで収穫せねば。本格的な収穫は今年が初めてだから、完熟か未完熟か、まだその見極めをまだ指が覚えていない。早く覚えさせねば。
(8月27日)
その後、毎日収穫しているが、採り忘れがあり、少々腐りがきているものあり。
ネットに近い実がけっこう鳥に突かれる。そこで、ネットを枝葉が持ち上げているから、ネットと枝葉の間にビニール袋(大きなものを切り裂いて広げたもの)を3か所に挟み込んでおいた。風が吹いてもビニール袋が外れることはなかろう。
→翌々日、風で2枚が外れ、はめ直して洗濯ばさみで固定。
(9月2日)
8月末までは毎日数個から10個収穫できていたが、昨日も今日も3個。明日はなしで、峠を過ぎたか。
(9月10日)
いやいや、その後も収穫が続き、毎日数個は採れた。鳥害は9月初め頃からパタッと止んだようだ。残りは数個で、これは順次熟し、数日で完全に終わるだろう。
今日はネット外し。地面までの垂れ下がりをまくり上げてビニール紐で20か所以上絡げる。次に長いホウキで中央に寄せ、ど真ん中へ降ろして収納。案外簡単だった。
来年、ネット掛けするときは、この逆に行えば簡単にネット掛けできそうだ。
<2018年>
(4月29日)
昨年は鳥害がひどかったから、防鳥ネット掛け小屋作りをした。目が粗い(8cm角)の魚網を被せたのだが、小鳥が入り込みはしないか心配。(→5月14日にお千代保稲荷に行ったとき、門前で漁網を売っている店の主人に聞いたところ、ピンと張っては鳥が入るから、ゆるく張れば入らないとのことであり、2張り購入。)
詳細は別立てブログで別途記事→イチジクの防鳥ネット掛け小屋づくり
(5月10日)
枝が伸びるのは早い。ネットから突き出た枝が数本あり、内側に入れ込む。
(7月1日)
枝のネット内入れ込みは6月にも行い、今日も行った。
昨日、鳥が入り込んで大きな実を突いているのを発見。まだ不十分にしか熟していないのに、半分近くがダメになった。
そこで、魚網を張り直そうかと思ったが、それよりも、春にキャベツ類に使った防鳥ネットを漁網の上に張った方が簡単だし、効果的と思い、そうすることにした。
まず、横を囲い、少々裾が隠せないが、雑草で何とかカバーできる。ついで、上面を2枚の防鳥ネットで覆い、両端は横面を2重掛けの形とした。
これで完璧だ。なお、防鳥ネットは細い化学繊維の糸につき、1シーズンしか持ちそうにない。
(7月4日)
今朝、見に行ったら大きな実は全部のうなっていた。ごく一部の隙間から入り込み、全部突かれてしまったのである。
(7月9日)
秋生りの実が付いているので、防鳥ネットの補修をしておいた。
(8月下旬)
少々実が膨らみだしたのであるが、ある日、見たみたら硬い実が1、2個残っているだけ。どこから鳥が入り込んだのだろう?
今季はあれこれ手を打っても鳥害で全滅。
(12月24日)
先日、JAの売店を除いたら、10m×10mの防鳥ネット(細い化学繊維の糸製)が売っていたので、来夏にはこれを被せれば完璧に鳥害を防げる。
よって、4月に作った現在の囲いをきれいさっぱり撤去した。
<2017年>
(7月4日)
初夏には大きく伸びた雑草を少し引いたが、ラジノクローバーが株周りにも繁茂しだし、もう自然に任せてよく、草引きしなくてよい状態となった。
そして、今日、10個近くが一気に実が膨らんでいるのを発見。1個は鳥に突かれていた。触ってみると柔らかい。普通のイチジクと違って表皮は変色しないことはしっかり記憶にあった。割と柔らかいものを5個収穫。鳥に突かれたものを食べてみたら、まあまあ甘かったし、女房からも好評を得た。
(7月6日)
今日、3、4個収穫できるはずだったが、見る影もない。鳥だったら食い散らかしたりして、少なくとも実の皮が一部分、下に落ちていてもよかろうなものを。カラスが上手に丸々たべたのであろうか。はたまた、泥棒に取られたのか?
残念ながら、これでもって早生りは終了。
残っている10個ほどの実はまだまだ小さく、3年前と同様に9月初めを期待したい。
(8月18日)
1個が熟しており、アリがいっぱい集っていた。少々腐りかけていたが、食べてみたら甘かった。これから順次熟してくるだろう。
(8月28日)
8月24日に1個、28日に3個を収穫。鳥害はまれで、今日1個突かれていただけだ。
明日ぐらいに1個。その後は数個期待できようか。
(9月29日)
9月初めに収穫が終わったが、枝の先のほうにまだ実が生っているが色付かず。
イチジクから少し離れた南淵にフキを栽培すべくビッチュウで畑起こしをしたところ、イチジクの根っこが随分と伸びてきていた。それも地表を這うようにして。根っこを直角に曲げ、軽く土をかけ、その上に枯草を覆っておいた。
(10月6日、9日)
2、3日前、枝の先のほうの実が2個膨らみだし、今日頃食べごろかと見に行ったら鳥に食べられてしまっていた。9日に1個鳥に突かれていた。
(10月14日)
膨らんだ1個が鳥に食われていた。柿の被害は少ないが、イチジクに集中している鳥害。
(10月18日)
鳥害の難を逃れた2個を収穫できた。枝がほぼ真っ直ぐ上に伸びているから、脚立に乗って収穫。
<2016年>
(2月19日)
再生して、まだ1m強の2本。真っ直ぐに伸びているから、2本を南北にビニール紐で斜め引っ張りしておいた。
(3月20日)
幹周りに米糠をばら撒いておいた。
(4月26日)
樹木周りに鶏糞をばら撒く。なお、西区画全体を果樹園としたので、本日、クローバの種蒔きを行った。
(6月下旬日)
樹形はまあまあの形となる。樹木周りの草引きをした。
(7月24日)
枝の本数が多すぎる感がするので、適当に枝落しをした。
今年は実が生らないようだ。
(7月31日)
JA精米機から手に入れた米糠を樹木周りにばら撒く。
(8月27日)
順調に成育しているが、まだまだ苗木の状態で、今年は全く実を付けず。来年に期待。
(9月4日)
米糠が1袋100円強で手に入ったので、幹周りにたっぷり振っておいた。少々肥料のやり過ぎか。
先日、O名誉教授に教えていただいたイチジク用の「塗布する殺菌剤 トップジンMペースト」を今日購入。ついでに「カミキリムシ幼虫退治に・園芸用キンチョールE」も購入。
今日、ダルマティーにも虫食い箇所に塗布剤を塗り付ける。
<2015年>
(4月30日)
挿し木は完全に枯れていることが判明。残った幹から出ていた小枝の芽が芽吹いていたものの、今日、それが枯れてしまっているのを確認。残念無念。ダルマティーはこれで終わり。
(7月5日)<復活!>
今日、枯れたイチジクの隣の畝に晩生枝豆の苗を定植しに行ったら、か細いイチジクが4本、枯れた株元付近から伸びているのを発見!
株周りの草花や雑草を引いたり倒して見てみたら、株元からほんの少し離れた所からの芽吹きであった。
良かったあ!
今年は木があまりにも小さいから実が生ることはないが、来年は少々生ってくれよう。4本も伸びているから、これを南に2本、北に2本伸ばしてやれば、虫食いがあっても1本ずつぐらいは残るであろう。
(7月25日)
周辺の雑草や草花を鎌で刈り取り、日当たりを確保。
細く伸びた1本を除去。
(9月17日)
その後、細い1本が折れたが、2本が順調に成育している。今年は実がならないが、来年が楽しみだ。
なお、先日、周りの草刈をしておいた。また、施肥(鶏糞をばら撒く)は8月に実施。
<2014年:栽培初年>
(3月29日)
さて、いただいた「ダルマティー」の苗木をどこに植えるか。最初は、“弱ったなあ、場所がない”と思っていたが、畑に行ってみたところ、西区角の北東角に植わっている在来の普通のイチジクの南側に植えればいいことが直ぐに分かった。
そこにはなんでもない草花が植えっ放しになっており、おふくろが仏花に使うこともなくなり、ここを潰せばいいのである。
そこで、60センチ角ほど穴を掘り、牛糞、有機肥料(粒)、鶏糞を入れ込みながら土を戻し、イチジクの苗木を定植し、株周りにもそれらの肥料を撒き、土を戻した。
(9月10日)
今年は生らないだろうと思っていたが、夏には幾つか付けた実が順々に大きくなっていった。そして、数日前に1個が虫に食われたのか腐ったのか、垂れ下がるような形になって実が半分だけ残っていた。表皮は緑色である。
“あれあれ、熟しても色が変わらないのか!?”
3月末に書いたブログ記事を見て、変色しないことを知った。完全に忘れている。
そして、今日、1個は同様に収穫時期を逃した。割と大きくなっている実を触ってみて、少々柔らかみのあるものを千切って食べてみたら、けっこううまかった。収穫は明日が最適期といった感がしたが、同様な感触がした4個も今日収穫した。
イチジク好きの女房が食べたら、いつものイチジクより美味しいと言う。苗木につき、あと10個程度で収穫は終わってしまうが、来年が楽しみだ。
しかし、枝が1本、虫食いで折れそうになっており、虫害には弱ったものだ。他の枝に頑張ってもらおう。
(9月23日追記)
本日残りを収穫し、これで全部終了。
(10月24日)
幹が地上20cmぐらいいの所で折れて、辛うじてつながった状態になっているのを発見。虫に食われたうえに10月の台風で風に揉まれて、そうなったのであろう。倒れた幹は千切りとるしかない。
幸い、株元から小枝が出ているので、これが成長してくれる。でも、収穫まで2、3年は待たねばならないだろう。
ところで、千切りとった幹を挿し木できないかと考え、カッターナイフで斜め切りに仕上げ、大半の葉を落として1m強北に埋めておいた。また、枝1本を切り取り、北西の角に同様にして埋めておいた。
(後日追記)
11月に入った頃であったろうか、折れている幹をナイフで斜め切りし、葉の大半を切り取って挿し木しておいた。でも、これは枯れるだろう。
根元の少し上から小さな脇枝が出ており、今後これの生長を待つしかなく、来年は無収穫に終るだろうが、何とか虫害がなく大きく生長してほしいものだ。
このページは、2014年3月から時系列で記事にしてきたが、樹体が十分に大きくなった2019年からは新しい年の分を先に書くこととする。
イチジク「ダルマティー」は、とても美味しい実が生るとのこと。この品種はフランス産とのことで、熟した実の表皮の色は緑色、中身は真っ赤、糖度は20%以上もあるそうだ。
自宅前の畑にはすでに2本のイチジクがあるが、2014年3月下旬に、ある方からその「ダルマティー」の苗木をいただいた。ヤーコンの種芋を差し上げたお礼である。
過去の施肥は、植え付けた2014年に各種有機肥料を植え付け穴に混ぜ込み、2015年から2016年に鶏糞、米糠をけっこうな量散布した。その後は草木灰を2018年にかなり撒いた。これで、十分な施肥ができていると思われる。
苗木の育成に気を配っているが、虫害で枯れそうになったりと、悪戦苦闘している。やっと2018年にまともな姿形になったものの、同年、適当に防鳥ネットを張ったが、張り方が悪くて鳥に全部突かれて1粒も収穫できず、これからは鳥害対策が重要となる。
<2023年>
6.26今年は昨年より元気がなく、葉の生育がとんと悪い。
株周りにドクダミがびっしり生えており、除草剤を噴霧。
7.18実はけっこう付いたが、葉が小さく元気がない今年であったが、とうとう葉が全部落ち、枯れてしまった。株元回り全体の虫食いが激しく、これが原因だろう。
残念ながら、これでもってダルマティーの栽培終了となった。
<2022年>
(1月9日)
昨年は一昨年より少し大きい樹体に仕上げたが、今年は、防鳥ネットが掛けやすいよう、昨年より若干小さい形になるよう剪定。
(6月1日)
今年は新枝の芽吹きがかなり遅れている感がする。芽吹かなかった枝もある。
実が付きそうにない細かな新枝を除去。
(6月26日)
雑草が繁茂してきているから、草刈機でざっと草刈り。
(8月8日)
本日防鳥ネット掛け。2019年購入のものを繰り返し使い、東西南北とダルマティーの中央位置にエフ(または印の紐)を付けておいたから、ネット伸ばしがしやすい。去年概ね同じ大きさ樹体につき、十分にすっぽり覆うことができた。
最後に、周りに板を敷き詰め、ネット押さえ。
(8月13日)
今日、初生り2個収穫。次はしばらく待たねばならぬ。
(8月18日)
16日から1日平均2個ぐらいのペースで収穫できるようなった。
(9月7日)
その後だんだん良く生りはじめ、8月終わり頃からは1日4個程度。昨日あたりから生りが悪くなり、小粒となった。今年は木が多少弱っているせいか、一気に熟すのではなく、少しずつぼつぼつ熟すようになった。
なお、主幹のすぐ横から出ている第2主幹は完全に枯れ、今冬に切り取らねばならぬ。
今年はハクビシンらしきものの侵入は全くなかったし、ネットで完全防御しているから鳥害もなかった。また、昨年は収穫が始まって早々にほとんどが腐ったが、今年は昨年以上の長雨にもかかわらず、腐りはほとんどなかった。ただし、今日あたりから裏生りの感がし、腐りがきているようだ。
(9月15日)
ここ2日間は収穫ゼロ。熟しかけた実や硬い実が少々あり、今後はポツポツ。
(9月18日)
ここ3日は収穫なし。今日、裏生りの小さなものを6個収穫。そろそろ鳥除けネットを外す必要があり、雨模様だから、とりあえず地面まで垂れ下がっているネットを地上1m位置までたぐり上げて野菜縛り(細針金入り板ビニール)で絡げる。(6時間後、まだ雨は降らず)脚立に乗り、さらにたぐり上げてビニール紐で絡げる。昨年は、長いホウキで中央に寄せ、ど真ん中へ降ろして収納したが、今年は長いホウキで南側に寄せて引き摺り下ろした。袋に収納し、エフを付けて、どの木か分かるようにしておいた。
果樹園全体を草刈機で草刈り、幹回りは鎌で草刈り、株周りに雑草を敷き詰める。
(12月4日)
毎年、翌年1月に剪定していたが、今年は年内に剪定。
主幹のすぐ横から出ている枯れた第2主幹を根元から鋸で切り、防虫剤を塗布。
昨年より気持ち小さい樹形になるよう部分的に太い枝を切る。
実が生った太い枝(今年伸びたもの)は節1個残して切り取る。
細かい枝は全部除去。
剪定前と剪定後の写真を撮っておいた。
(2022年12月4日撮影)
(2022年12月5日撮影)
<2021年>
(1月10日)
樹体が程よい大きさになり、昨年と同じ形になるよう剪定する予定にしていたが、防鳥ネットが十分に大きく、もう少し大きな樹体に仕上げることにした。
小枝を除去し、昨年伸びた主枝(枝先が3本ほどに枝分かれしている)は枝先を3分の1ほど除去。なお、主枝のうち株元から伸びている細めの1本を鋸で切り落とす。
これで昨年より大きな樹体となり、実も多く付けてくれはしないか。
(7月26日)
雑草が繁茂してきているから、ざっと草刈り。昨年以上に実が付いている感じだ。
(8月1日)
本日防鳥ネット掛け。昨年のものを使い、東西南北とダルマティーの中央位置にエフを付けておいたから、ネット伸ばしがしやすい。去年より1回り大きい樹体となっているが、十分にすっぽり覆うことができた。
周りに板を敷き詰め、ネット押さえ。所々に石で重石。
(8月9日)
一昨年より1週間早く、昨年並みの熟しようだ。今日10個ほど初収穫。腐りかけたものを食べてみたら、今年もメチャ甘い。今年は大いに期待できそうだ。
でも、昨年の後半は防鳥ネットの裾から、どうやらハクビシンが侵入したようであり、けっこう食われた。今年はそうしたことがないといいのだが。
(8月13日)
隔日収穫で、一昨日は5個しか採れなかったが、今日は20個ほどと大漁!
ところで、1か所網が少々破られており、3個ほど丸々食われた形跡有り。これはハクビシンに違いない。この程度のことなら許してあげよう。でも、破れた箇所から鳥が入り込んでは大変だから、補修しておいた。これを繰り返さねばならんことになろうか。
(8月15日)
ハクビシンの被害はなく、ホッとする。ただし、長雨で腐りがきたものが10個以上あり、これは捨てる。収穫できたものは20個弱だが、腐りが来ていたり甘味がなかったりでおいしくない。
(8月24日)
ハクビシンの被害はない。甘味がなく腐りもあり、見向きもしないといったところか。
15日以来、2度ほど収穫したが、食えたものではなく、やっと長雨が上がりかけた昨日と今日、収穫を試みたが、大半がやはりダメで、良さそうなものを各数個収穫するも、あまりうまくない。
(9月12日)
本日、鳥除けネットを外す。地面までの垂れ下がりをまくり上げてビニール紐で20か所以上絡げる。次に長いホウキで中央に寄せ、ど真ん中へ降ろして収納。案外簡単だった。なお、来年も使うから、昨年同様に東西南北の位置指定にエフを付ける予定がこれを失念し、外し終わってから滅相で付けておいた。ただし、中央位置は目立つ紐を事前にくくり付け。
(11月20日)
庭木の剪定くずを樹木周りに敷き詰める。雑草抑えと堆肥化が目的。
<2020年>
(1月12日)
樹体が程よい大きさになり、昨年に続いて剪定を行なう。昨年と同じ形になるように、小枝を除去したり、伸びた主枝を切り落とす。
(6月21日)
樹木周りの雑草を鎌で草刈り。
(8月2日)
雑草が繁茂。草刈機(紐タイプ)でざっと草刈り。実がたくさん付けている。
(8月9日)
3日前から鳥が突きだした。突いたものを千切ってみると、まだ熟していないが、甘味はどれだけかある。目ざといものだ、鳥は。今日までで数個は突かれた。
昨年より1週間は早い熟し方だ。
今日、ネット掛け。昨年買った縦横約10m角のネットである。昨年収納するに当たり、地面までの垂れ下がりをまくり上げてビニール紐で20か所以上絡げてあるから、どのように張ればいいか、おおよそ見当がつく。長いホウキ(網に引っかからないよう紙を巻いてある)で中央辺りから順次淵に寄せ、寄せ終わったら、ビニール紐を外しながら地面まで引き降ろしていく。ざっとやってから、最下部に小石を10か所1ほど置き、鳥が入らないようにする。
ちょうど具合よく北隣の普通のイチジク(若木)もすっぽり覆うことができた。
(8月13日)
今日、初収穫8個。どういうわけか1個だけまだ硬い実が鳥に突かれていた。ネットから随分離れており、どこかから入ったのだろうか、さっぱり見当が付かないが。
(8月17日)
隔日で毎回10個程度収穫できている。毎回、どういうわけか1、2個まだ硬い実が鳥に突かれている。
(8月29日)
もう終盤である。今日は10個ほど収穫できそうであったが、その全部がなくなっている。きっと鳥に食われたのであろう。しかし、どこから入ってくるのか?全く不明。
(9月7日)
その後も正体不明の動物(どうやら鳥ではなくてハクビシンのようだ)に少々食われるも、全部で百数十個は収穫できたであろう。
本日最終収穫し、鳥除けネットを外す。地面までの垂れ下がりをまくり上げてビニール紐で20か所以上絡げる。次に長いホウキで中央に寄せ、ど真ん中へ降ろして収納。案外簡単だった。なお、来年も隣の普通のイチジクと一緒に被せるから、東西南北とダルマティーの中央位置にエフを付けておいた。
(9月22日)
草刈機で下草刈り。
<2019年>
(1月14日)
樹体がだいぶ大きくなり、初めて剪定を行う。参考とした記事は次のサイトである。
http://www.geocities.co.jp/NatureLand/1913/itigiku/itigikusentei.htm
まず、幹から枝分かれした細い枝を除去。
次に、大きく伸びた枝先が幾つもに分かれているものは2、3本に選る。
最後に、全部の枝を2節残して切除。これにて剪定終了。
幹や枝が全体に上向きになっているので、幹や太い枝数本を枝引っ張り。付近の切り株や境界杭に麻縄で縛る。それがない場所は、野菜用支柱を切ったものを地面に打ち込み、それで固定。まずまず横に広がった樹形となった。
草木灰がけっこう溜まっているので、幹回りに広く散布しておいた。
(7月8日)
雑草が繁茂してきたので、草刈り機でざっと草刈り。
(8月15日)
随分と数多くなり、だんだん実が膨らんできた。今朝、数個が鳥に突かれていた。食べてみると、まだまだ早く硬い。こんなものまで鳥が突くのか。
(8月18日)
昨日ネットを買ってきて、今日張ることに。縦横約10m角のネットだ。
これをどうやったら、うまく被せることができるだろう。
まず南辺に少々余裕も持たせて石や瓦のかけらを置き、固定する。
次に東辺、ここも余裕も持たせて、枝先にネットを乗せ、広げていく。
しかし、引っ掛かり、うまく伸ばせない。
そこで、長い柄のホウキを持ってきて、先端部にタオルを巻いてからげ、ネットがホウキに絡まないようにする。
このホウキで枝先に乗せたネットを順々に送り、東辺が半分被ったところで真ん中辺りの枝の上にネットを送り込む。長い柄のホウキはけっこううまくネットを送れる。
こうして東辺がうまく被さった。あとは順次西の方までネットをホウキで送る。
約10m角に張れるネットにつき、西辺にも余裕ができたし、北辺も余裕ができた。
ただし、北東角辺りは背の高い雑草があり、鳥が下から潜れるかもしれない。そこは最初に南辺に置いた石や瓦のかけらを持ってきて押さえつける。
これでもって、すっぽりイチジクの木を鳥除けネットで覆うことができた。
思ったより簡単に張れて、ほっとしたところ。
(8月21日)
今朝、イチジクを見てみると、幾つかは大きく膨らも、表皮に傷がついてアリが集っているものもあった。ネットをくぐって中に入り、軽く握ってみると十分に柔らかい。過完熟が1個あり、その場で食べる。そして、10個ほどを初収穫。
全部で100個はあろうか。やっとこれで樹体が完成し、毎年コンスタントに収穫できることになろう。有り難い。
(8月23日)
ネットがたるんでいて、実が網の近くにある箇所は外から鳥に突かれていた。その部分をピンと張り、外から鳥が突けないよういにしておいた。
過完熟が3個ほどあり、今後は急ピッチで収穫せねば。本格的な収穫は今年が初めてだから、完熟か未完熟か、まだその見極めをまだ指が覚えていない。早く覚えさせねば。
(8月27日)
その後、毎日収穫しているが、採り忘れがあり、少々腐りがきているものあり。
ネットに近い実がけっこう鳥に突かれる。そこで、ネットを枝葉が持ち上げているから、ネットと枝葉の間にビニール袋(大きなものを切り裂いて広げたもの)を3か所に挟み込んでおいた。風が吹いてもビニール袋が外れることはなかろう。
→翌々日、風で2枚が外れ、はめ直して洗濯ばさみで固定。
(9月2日)
8月末までは毎日数個から10個収穫できていたが、昨日も今日も3個。明日はなしで、峠を過ぎたか。
(9月10日)
いやいや、その後も収穫が続き、毎日数個は採れた。鳥害は9月初め頃からパタッと止んだようだ。残りは数個で、これは順次熟し、数日で完全に終わるだろう。
今日はネット外し。地面までの垂れ下がりをまくり上げてビニール紐で20か所以上絡げる。次に長いホウキで中央に寄せ、ど真ん中へ降ろして収納。案外簡単だった。
来年、ネット掛けするときは、この逆に行えば簡単にネット掛けできそうだ。
<2018年>
(4月29日)
昨年は鳥害がひどかったから、防鳥ネット掛け小屋作りをした。目が粗い(8cm角)の魚網を被せたのだが、小鳥が入り込みはしないか心配。(→5月14日にお千代保稲荷に行ったとき、門前で漁網を売っている店の主人に聞いたところ、ピンと張っては鳥が入るから、ゆるく張れば入らないとのことであり、2張り購入。)
詳細は別立てブログで別途記事→イチジクの防鳥ネット掛け小屋づくり
(5月10日)
枝が伸びるのは早い。ネットから突き出た枝が数本あり、内側に入れ込む。
(7月1日)
枝のネット内入れ込みは6月にも行い、今日も行った。
昨日、鳥が入り込んで大きな実を突いているのを発見。まだ不十分にしか熟していないのに、半分近くがダメになった。
そこで、魚網を張り直そうかと思ったが、それよりも、春にキャベツ類に使った防鳥ネットを漁網の上に張った方が簡単だし、効果的と思い、そうすることにした。
まず、横を囲い、少々裾が隠せないが、雑草で何とかカバーできる。ついで、上面を2枚の防鳥ネットで覆い、両端は横面を2重掛けの形とした。
これで完璧だ。なお、防鳥ネットは細い化学繊維の糸につき、1シーズンしか持ちそうにない。
(7月4日)
今朝、見に行ったら大きな実は全部のうなっていた。ごく一部の隙間から入り込み、全部突かれてしまったのである。
(7月9日)
秋生りの実が付いているので、防鳥ネットの補修をしておいた。
(8月下旬)
少々実が膨らみだしたのであるが、ある日、見たみたら硬い実が1、2個残っているだけ。どこから鳥が入り込んだのだろう?
今季はあれこれ手を打っても鳥害で全滅。
(12月24日)
先日、JAの売店を除いたら、10m×10mの防鳥ネット(細い化学繊維の糸製)が売っていたので、来夏にはこれを被せれば完璧に鳥害を防げる。
よって、4月に作った現在の囲いをきれいさっぱり撤去した。
<2017年>
(7月4日)
初夏には大きく伸びた雑草を少し引いたが、ラジノクローバーが株周りにも繁茂しだし、もう自然に任せてよく、草引きしなくてよい状態となった。
そして、今日、10個近くが一気に実が膨らんでいるのを発見。1個は鳥に突かれていた。触ってみると柔らかい。普通のイチジクと違って表皮は変色しないことはしっかり記憶にあった。割と柔らかいものを5個収穫。鳥に突かれたものを食べてみたら、まあまあ甘かったし、女房からも好評を得た。
(7月6日)
今日、3、4個収穫できるはずだったが、見る影もない。鳥だったら食い散らかしたりして、少なくとも実の皮が一部分、下に落ちていてもよかろうなものを。カラスが上手に丸々たべたのであろうか。はたまた、泥棒に取られたのか?
残念ながら、これでもって早生りは終了。
残っている10個ほどの実はまだまだ小さく、3年前と同様に9月初めを期待したい。
(8月18日)
1個が熟しており、アリがいっぱい集っていた。少々腐りかけていたが、食べてみたら甘かった。これから順次熟してくるだろう。
(8月28日)
8月24日に1個、28日に3個を収穫。鳥害はまれで、今日1個突かれていただけだ。
明日ぐらいに1個。その後は数個期待できようか。
(9月29日)
9月初めに収穫が終わったが、枝の先のほうにまだ実が生っているが色付かず。
イチジクから少し離れた南淵にフキを栽培すべくビッチュウで畑起こしをしたところ、イチジクの根っこが随分と伸びてきていた。それも地表を這うようにして。根っこを直角に曲げ、軽く土をかけ、その上に枯草を覆っておいた。
(10月6日、9日)
2、3日前、枝の先のほうの実が2個膨らみだし、今日頃食べごろかと見に行ったら鳥に食べられてしまっていた。9日に1個鳥に突かれていた。
(10月14日)
膨らんだ1個が鳥に食われていた。柿の被害は少ないが、イチジクに集中している鳥害。
(10月18日)
鳥害の難を逃れた2個を収穫できた。枝がほぼ真っ直ぐ上に伸びているから、脚立に乗って収穫。
<2016年>
(2月19日)
再生して、まだ1m強の2本。真っ直ぐに伸びているから、2本を南北にビニール紐で斜め引っ張りしておいた。
(3月20日)
幹周りに米糠をばら撒いておいた。
(4月26日)
樹木周りに鶏糞をばら撒く。なお、西区画全体を果樹園としたので、本日、クローバの種蒔きを行った。
(6月下旬日)
樹形はまあまあの形となる。樹木周りの草引きをした。
(7月24日)
枝の本数が多すぎる感がするので、適当に枝落しをした。
今年は実が生らないようだ。
(7月31日)
JA精米機から手に入れた米糠を樹木周りにばら撒く。
(8月27日)
順調に成育しているが、まだまだ苗木の状態で、今年は全く実を付けず。来年に期待。
(9月4日)
米糠が1袋100円強で手に入ったので、幹周りにたっぷり振っておいた。少々肥料のやり過ぎか。
先日、O名誉教授に教えていただいたイチジク用の「塗布する殺菌剤 トップジンMペースト」を今日購入。ついでに「カミキリムシ幼虫退治に・園芸用キンチョールE」も購入。
今日、ダルマティーにも虫食い箇所に塗布剤を塗り付ける。
<2015年>
(4月30日)
挿し木は完全に枯れていることが判明。残った幹から出ていた小枝の芽が芽吹いていたものの、今日、それが枯れてしまっているのを確認。残念無念。ダルマティーはこれで終わり。
(7月5日)<復活!>
今日、枯れたイチジクの隣の畝に晩生枝豆の苗を定植しに行ったら、か細いイチジクが4本、枯れた株元付近から伸びているのを発見!
株周りの草花や雑草を引いたり倒して見てみたら、株元からほんの少し離れた所からの芽吹きであった。
良かったあ!
今年は木があまりにも小さいから実が生ることはないが、来年は少々生ってくれよう。4本も伸びているから、これを南に2本、北に2本伸ばしてやれば、虫食いがあっても1本ずつぐらいは残るであろう。
(7月25日)
周辺の雑草や草花を鎌で刈り取り、日当たりを確保。
細く伸びた1本を除去。
(9月17日)
その後、細い1本が折れたが、2本が順調に成育している。今年は実がならないが、来年が楽しみだ。
なお、先日、周りの草刈をしておいた。また、施肥(鶏糞をばら撒く)は8月に実施。
<2014年:栽培初年>
(3月29日)
さて、いただいた「ダルマティー」の苗木をどこに植えるか。最初は、“弱ったなあ、場所がない”と思っていたが、畑に行ってみたところ、西区角の北東角に植わっている在来の普通のイチジクの南側に植えればいいことが直ぐに分かった。
そこにはなんでもない草花が植えっ放しになっており、おふくろが仏花に使うこともなくなり、ここを潰せばいいのである。
そこで、60センチ角ほど穴を掘り、牛糞、有機肥料(粒)、鶏糞を入れ込みながら土を戻し、イチジクの苗木を定植し、株周りにもそれらの肥料を撒き、土を戻した。
(9月10日)
今年は生らないだろうと思っていたが、夏には幾つか付けた実が順々に大きくなっていった。そして、数日前に1個が虫に食われたのか腐ったのか、垂れ下がるような形になって実が半分だけ残っていた。表皮は緑色である。
“あれあれ、熟しても色が変わらないのか!?”
3月末に書いたブログ記事を見て、変色しないことを知った。完全に忘れている。
そして、今日、1個は同様に収穫時期を逃した。割と大きくなっている実を触ってみて、少々柔らかみのあるものを千切って食べてみたら、けっこううまかった。収穫は明日が最適期といった感がしたが、同様な感触がした4個も今日収穫した。
イチジク好きの女房が食べたら、いつものイチジクより美味しいと言う。苗木につき、あと10個程度で収穫は終わってしまうが、来年が楽しみだ。
しかし、枝が1本、虫食いで折れそうになっており、虫害には弱ったものだ。他の枝に頑張ってもらおう。
(9月23日追記)
本日残りを収穫し、これで全部終了。
(10月24日)
幹が地上20cmぐらいいの所で折れて、辛うじてつながった状態になっているのを発見。虫に食われたうえに10月の台風で風に揉まれて、そうなったのであろう。倒れた幹は千切りとるしかない。
幸い、株元から小枝が出ているので、これが成長してくれる。でも、収穫まで2、3年は待たねばならないだろう。
ところで、千切りとった幹を挿し木できないかと考え、カッターナイフで斜め切りに仕上げ、大半の葉を落として1m強北に埋めておいた。また、枝1本を切り取り、北西の角に同様にして埋めておいた。
(後日追記)
11月に入った頃であったろうか、折れている幹をナイフで斜め切りし、葉の大半を切り取って挿し木しておいた。でも、これは枯れるだろう。
根元の少し上から小さな脇枝が出ており、今後これの生長を待つしかなく、来年は無収穫に終るだろうが、何とか虫害がなく大きく生長してほしいものだ。
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