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2014.2.17 3年ぶりに堆肥場の更新 [土づくり]

 自宅前の畑に3箇所堆肥場がある。2本の柿の木の際にそれぞれ1か所ずつ、そして、母屋に一番近い所に1か所(甘夏の際)、計3か所である。
 従前は、2年毎ぐらいに堆肥を取り出し、同じ場所で堆肥場を更新していたが、前回行ったのは、3年前で、できていた堆肥をほぼ全部除けて畑に撒いた。そのときは、地面から数十cm削り取り、けっこう果樹の根っこを切ってしまった。
 あれから3年も経つのだから、今冬は堆肥場を更新せねばならない。
 そこで、今日、実行することにした。
 先ずは、母屋に一番近い所にある甘夏の際の堆肥場。
 まだ堆肥化していない野菜クズなどを跳ね出した後、甘夏の根を切らないようにしつつ、幹から離れている所は底部の地面が現れる所まで堆肥を少しずつ削り取る。これを一輪車で運び、主に果樹用に使い、一部を畑に入れる。
 深いところで60cmほど削っただろうか。1平方メートルほどの堆肥場であるが、これだけの作業でもけっこう時間がかかる。
 最後に、跳ね出しておいた野菜クズなどを放り込んで終了。
 次に、柿の木の際の堆肥場の更新にとりかかる。
 甘夏の際の堆肥場と同じようにやろうと思っても、柿の木の根がけっこう伸びてきているに違いないし、わざわざ穴を掘るような面倒なことはしたくない。
 よって、盛り上がっている部分だけを削り取り、ビワの木の施肥や畑に入れるだけにした。こうなると、たいして堆肥は取れなかったが、柿の木の肥料になるから、これでよしとする。

 ところで、堆肥がどんな姿をしているかというと、表層は別として、その下は全部が完全な土である。野菜クズなどに付いていた土だけが残っているだけという感じだ。
 これは、有機質が完全に微生物分解されてしまっているからであろう。これでは堆肥と言えないのだが、微量ミネラルはしっかり残っているから、よしとしよう。

 年に1回は堆肥場を更新し、見た目にも堆肥と言えるものを取り出すと良いのだが、実に面倒な作業であり、躊躇してしまう。それが分かっているから、ここ3年ほどは堆肥場がなるべく溜まらないよう、枯草などは入れないで燃やしていた。
 歳を食うとともに年々何かと楽をするようになったのだが、これは致し方ないであろう。次回はまた3年先か。そして、甘夏の際の堆肥場も掘ることなく、盛り上がった部分だけを削り取ることになるだろうなあ。これもやむなしである。
 おん年65歳の高齢者だから、許されよ。

 
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