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2013.3.17 山芋の栽培に挑戦 [山芋]

 毎年10年以上にわたり、12月には富士山麓・鳴沢村の“強力芋(ごうりきいも)”を取り寄せ、トロロにして食していた。この芋は天然の山芋とほとんど同じで粘りが強くうまみもある丸芋である。難点は凸凹していて調理しにくいことにある。そんなことから、昨年12月は買うのを遠慮せざるを得なかった。

 食べる立場からは、強力芋は名残惜しい。何か代わりが欲しいものである。
 昨年の秋、富士五湖へ行った折、たまたま忍野八海で河口湖産の丸芋(イチョウ芋?)を売っており、これを買ってきてトロロにしたら、強力芋とそんなには差がなく、けっこう天然の山芋に近い味であり、調理もしやすい。
 よって、種芋として一部を残し、今年、作付けしようと目論んだ次第である。
 なお、強力芋の栽培を試したことがあるが、当地は暑すぎて育たなかった。
 河口湖産の丸芋は、いかに。河口湖はたしか標高900メートルであるから、夏は涼しかろう。よって、丸1日陽が当る場所を避けるなど、条件が異なる3箇所に分けて栽培してみようと思っている。
 何とか育ってほしいものである。

 ところで、先日JAの売店に立ち寄ったら、丸芋の種芋が売っていた。形状は強力芋に近いが、表面の凸凹がないから、調理しやすいだろう。
 よし、これも栽培してみようと衝動買い。さて、どこに作付けするか。
 目一杯夏野菜を作付けすることにしているから、余剰地がない。
 そこで、須賀前の里芋の畝の一部を使うことにした。
 どんな味なのか、今から楽しみである。
 
 こうして、今年、メロンに続いて、また栽培品種が増えてしまった。

(4月1日追記)
 物の本によれば、4月20日頃に植えつけ、その前に50~70gに切り分けて15~20日よく乾かすとある。よって、その作業を本日実施。なお、切り口には雑木・雑草の草木灰をたっぷり付けておいた。
(4月20日追記)
 河口湖産の丸芋は、真夏の照り付け具合が異なる3箇所に、2、3個植え付けることとし、既に場所決めし、立て札を立ててある。JAの売店で買った丸芋は里芋の畝の半分を使い、残りは伴苗として脇に埋め、芽吹かなかった所に移植することにした。(結果:伴苗は4株)
 一昨日切り口を見てみたら、芋の水分が飛んで少々凹んでいる。ところが、半分近く青っぽいカビが付いている。それを擦り落とす。もっと早めに点検すべきであったろう。
 畝がカラカラに乾いているから、昨日、定植場所に30cm間隔で凹みを作り、たっぷり水を注いでおいた。
 今日、適度な湿り気になっており、種芋を埋め込む。今晩から明日にかけ雨が期待できるから助かる。
 なお、施肥は後日としよう。
(5月27日追記)
 なかなか芽吹きが認められず、少々心配。5月半ばから、時々水やりしているが、焼け石に水だろう。
(6月20日追記)
 河口湖産の丸芋1本の芽吹きを確認。他はダメかもしれない。
(7月2日)
 JAの売店で買った丸芋を種にして埋めた場所を掘り起こしてみたら、皆、腐って皮だけになっていた。
 その最大の原因は、埋めるときに水を入れすぎたのが原因していよう。また、20日間も乾かして干からびたのも良くなかったのではなかろうか。
 河口湖産の丸芋1本は順調に伸びている。近くに花梅の木があり、それにツルをつたわせよう。
(7月10日追記)
 河口湖産の丸芋がほかに1本伸びているのを発見。タラの木の脇にあり、その木にツルがつたっていた。
 これでは日陰になってしまうから、支柱を3本組みにし、それにつたわせることに。
(11月追記)
 発芽した2株が葉っぱを虫に食われながらも、ヒョロヒョロと成長し、11月にはその葉っぱが枯れ、掘ったところ、1株は小さなズングリした長芋(100g程度)になっており、もう1株は200g程度でズングリした長芋の先がイチョウの葉の形になっていた。
 買ったときと形がまるで違う。不思議なものだ。
 写真を載せると良いのだが、掘るとき2、3切れに折ってしまったから、みっともなくて撮らなかった。
 味はどうか。トロロにして食べたら美味であった。
 なお、先端部分は保存し、既に収穫済みの「むかご」とともに来春、須賀前の畑で1畝栽培することに決定!

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