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例年より寒い2012年の11月、12月 [お天道様]

 例年より寒い11月、12月となり、野菜の生育にも影響が出ている。
 早蒔きのハクサイの半分近くは凍みて痛みが激しいし、遅蒔きのハクサイは玉の巻きが遅れている。
 早植えのキャベツは玉を巻いたがさほど大きくならないし、遅植えのキャベツは全くと言っていいほど玉が巻かない。
 早蒔きの大根は例年並みの成長だが葉っぱの痛みが激しい。一方、遅蒔きの大根は随分と細くてまだまだ収穫できない。
 今年初めて栽培するブロッコリーは小さな玉だし、カリフラワーはまだ玉がないようだ。
 来夏収穫のエンドウは芽や葉をほんの少し出しただけで成長が止まっている。
 そして、当地特産の「徳田ねぎ」あるが、今年はあまり太くならない。専業農家のお2人と話をする機会があったが、やはり成長遅れしているとのこと。なお、株分かれも例年より少ない感がするが、これは植え付け本数を今年は少なくしたことも影響していよう。

 ちなみに、近くにある岐阜気象台のデータは次のとおり。
 11月平均気温  平年値 12.2度  2012年 11.2度
 12月平均気温  平年値  6.9度  2012年  5.1度(25日まで)

 ここ10年で、11月の平均気温が一番低かったのは2002年の9.4度、12月のそれは2005年の3.1度という異常気象があったが、今年(追記:最終的には12月は5.0度)は、ともにそれに次ぐものである。2か月連続で低い気温となると、野菜の生長が悪くなるのも当然のことであろう。
 1月、2月も例年より寒くなるとの長期予報だから、遅蒔きのハクサイやキャベツなどは3月以降の収穫となるだろうし、ブロッコリーやカリフラワーの収穫はいつになるか見当が付かない。
 ネギの方は、まずまずの太さがあり、それで我慢できるし、逆に春の暖かさが早く訪れるとネギが硬くなるし甘味も落ちるから、冬が長引いた方が有り難い。
 心配していたエンドウは、専業農家の方が、芽吹いて葉が出ておれば心配ないと教えてくださったのでほっと一安心といったところだ。

 野菜の生長は、お天道様次第であることがよく分かった今冬である。
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