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2011.10.8 畝の建て直し、鶏冠に来る!! [おふくろ]

 朝8時に、おふくろから店に電話あり。「ネギの種蒔き用の畝を立てろ」と言う。「もう立ててある」と言うと、「立ててない」との返事。耳が遠いおふくろのこと、直接あって大声で話しなきゃ通じないと思い、やらなきゃならない畑仕事もあって、作業着に着替えて11時頃に自宅へ行く。
(小生、週に5日は店の2回で寝起きしており、その日は自宅へ1日1回、93歳のおふくろへ飯のおかずを届け、安否を確認するという生活)
 話をすると、畑起こししてあるだけで、畝は立ててないと思ったから、畝を崩してしまい、立て直してくれという、おふくろの要求。
 「そんなもん、見りゃ分かるだろうが、何で余分なことをする!」と、大声で叱り飛ばす。
 畑へ行って見ると、4畝のうち2畝を崩し、その隣の半端の細い余剰地を含めて、つまり2畝半を均し、ロープを引いて筋を付け、3畝できるように段取りしてあるではありませんか。
 これを見て、怒り心頭、鶏冠(とさか)に来る!!となった次第です。
 畑が広過ぎ、専業農家のように利益を上げるためには畝幅を適度に狭く取った方が収益率が上がるのですが、単に畑を守りしているだけですから、畝幅を広く取った方が野菜にストレスがかからず、いい物ができるというものです。
 ところが、おふくろは、今でも、その昔の専業農家時代と同じ感覚で作付けしようとしますから、こうした行動に出るのです。
 “畝立てしてあるとは思わんかった”というのは、言い訳にすぎません。
 “見りゃ分かるだろ!!”
 よって、筋付けを無視して、前と同じように畝を建て直すことに。
 ところで、おふくろが電話で言った、ネギの種蒔き用の畝は半畝で足りますから、ゴーヤ(半畝)の後を起こし、苦土石灰を振り、畝立てしておきました。ついでに、遅植え用のハクサイの畝立ても。
 そして、どこに何を植えつけるか、これはダイアグラムに基づいて決定し、立て札をしておきました。素直におふくろが従うかどうか、疑問な面もありますが、エンドウをとんでもない所に作付けされては、夏野菜の場所決めに支障をきたしますから、これだけは後でしっかり申し渡しておかねばなりません。
(同日追記)
 ネギの土寄せのために、午後、畑へ出かけたら、おふくろも来ていました。
 ネギとホウレンソウの種まきです。立て札どおりの位置での作業。一先ずホッとしました。
 ただし、ネギが半畝では、と申します。昨年と同様なのですから(もっとも例年は1畝でした)、何言うか、です。自宅前の畑にも少し蒔こうか、とも申します。そんなこと今までしたことないのに。
 どんだけ作る気だ、と声を荒げますと、苗が大事だ、との返事。これ以上、会話を続けても、こちらが疲れるだけですから、あとは無言。
 気丈なおふくろですが、足の衰えはかなり進んでいます。畑へ来る途中、農業用手押し車が転んで起き上がれず、近所の人に助け起こされたとのこと。
 また、畑で種蒔きしているとき、ずっこけて、なかなか起き上がれず、もがいていました。手を貸そうかと思うも、知らん振りし、様子見。そのうち自力で何とかなりました。
 自宅に帰った後、手押し車を見てみると車輪間隔がうんと狭くなっています。おまけにタイヤの空気もほとんどない状態。重いものは運ばないので、タイヤの空気はなくても支障ないでしょうが、車輪間隔だけは問題。早速これを広げ、シッカリ固定。手押し車の点検整備はときどきしてやらねば。これは小生の仕事。
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