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2011.6.10 田畑の管理が頭痛の種 [休耕田]

 6~8アールの休耕田が3枚と1アール強の半端な休耕田が1枚。3年前までは、毎年その全部を休耕し、草刈を年に2、3回、草刈機で行なっていました。
 これが結構な重労働でして、10年以上前には1日で一気にやったことがあるのですが、その後は2日に分け、さらには3日に分けと、体力に応じて分割実施してきました。
 それもしんどくなり、たまたま運よく3年前に、南屋敷にある田の隣が同級生の田で、彼が定年退職したものですから、田んぼの守りを頼んだら気い良く引き受けてくれました。毎年耕作して採れた米は彼のもの、土手の草刈も彼が行なうというもので、ほんと助かりました。おまけに、年末には、みかんを1箱くれます。
 さらに今年は、須賀前の田の隣が、うちの新家(あらや=分家)の田で、その新家さんの娘が嫁に行った先の農家に耕作を依頼してみえますから、ついでに耕作してもらうことにしました。
 これで、この田は草刈りが不要となりました。ただし、土手の草刈までさせるのは横着というもので、自分でやることにしています。
 これに加えて、自宅前の田は引き続き休耕にするものの、草が生えすぎるので、ここも、ついでにとばかり、田起こしと水張りを頼んだのですが、新家のご主人が娘婿に頼んでおくとなったものの、冬と5月の2回の田起こしだけで、しろかき(水張り)はせずじまい。話がうまく伝わりませんでした。まあ、しゃあないわ。
 ところで、そのお礼ですが、“ええわ、ええわ、本家のことやで”と、新家のご主人(84歳?)が取り合ってくれません。
 そこで、須賀前の田については同級生と同じ扱いとし、自宅前の田については田起こし2回分のお礼としてビール券1万円弱を渡してもらうことにしました。
 なお、自宅前の田の隣は、今年退職した方(今、自治会長)で、地域奉仕活動で毎月数回顔を合わせ、“いっしょにやってやるよ”と、気い良い返事をもらっていますから、来年は、お言葉に甘えて、そうしようと思っています。
 これで、休耕田の草刈は、2枚の田の土手を草刈機で行なうだけでよく、物凄く助かります。
 それと、もう一つ。1アール強の半端な休耕田。これの大半も、隣の大きな田の所有者の方に、3年前から守りしてもらうことにしました。
 ただし、その一部分には残土を入れ、貸し駐車場(2台)にしていまして、ここは周りに草が生えますので、草刈してやらねばなりません。(ここの草刈を忘れていた。6月15日に実施)
 こうして、休耕田の管理がうまく整理できて、ほっとしているところです。
 畑も大小合せて4枚あるのですが、大きい2枚は専業農家に守りしていただいており、自分でやらねばならないのは、須賀前の畑と自宅前の畑だけです。当分の間、これは、小生とおふくろで対処可能です。
 このように、田畑の管理経費はほとんどかからないのですが、きついのは固定資産税です。年々、宅地並み課税が強化されていますから、10年前はたいしたことなかったのですが、今や1アール約1万円です。
 うちは、田畑だけで年間数十万円の固定資産税がかかってきます。これは、きついです。先祖伝来の土地ですから、容易には処分できかねますからね。
 我が岐南町の田畑は、ほぼ全域が宅地並み課税の適用を受けていますので、固定資産税の税収はバカ高いです。よって、一時、地方交付税不交付団体となり、今は交付団体となったものの、幾ばくも交付されていません。つまり、自主財源だけでやっていける裕福な町です。
 ですから、平成の町村合併でも単独を通したのです。
 かと言って、住民に御利益があるかと言えば、全くそのようなことはなく、大赤字団体の隣の岐阜市の方が、住民サービスが上といったことも結構あります。
 これはどうしてかと言いますと、国も地方も、“赤信号、皆で渡れば怖くない”とばかりに、債券を乱発してきたのに対して、我が岐南町は、バカみたいに、“青信号、左右を確認して渡りましょう”とやってきたものですから、財政調整基金のような無目的の貯金がたんまり溜まっているからです。
 “正直者がバカを見る”という見本のような地方行政のやり方です。
 小生は、21年間の県職経験(中途退職)から、歴代の町長に、これを言うのですが、何に使って良いのやら分からぬようで、一向に改まりません。具体に提案してやっても、職員が手一杯で、それは難しいという返事しか返ってきません。
 市街化著しい町であっても、役場吏員の体質は村役場ですから、何ともならんのは分かりますが、歴代の首長の質が悪すぎました。これはと言う町長(県職員あがり)は、汚職で失職しましたし・・・
 これから先、我が岐南町はどうなるのか。
 農家の高齢化と宅地並み課税のダブル影響で、最近どんどん田畑が潰され、アパートが建っています。管理運営は全て不動産会社にお任せの形式。
 そのあおりを受けて、古いアパートは空き室がどんどん増えています。家賃を下げても入り手がない。不動産会社が斡旋してくれないからです。そんな古いアパートのオーナーが我がおふくろ。
 踏んだり蹴ったりとは、こういうことを言うんでしょうね。

(2012年2月14日追記)
 4枚ある畑のうち、大きい2枚を専業農家の方に守りしていただいていたのですが、そのうちの1枚は、老主人が昨年夏にお亡くなりになり、後継者がみえませんので、他の方を探さねばならなくなりました。
 誰もみえないだろうなと思いながらも、秋に農協に頼んだら、早速見付かり、今年の夏野菜から作付けされるとのこと。助かります。
(2012年7月30日追記)
 その畑、耕作してくださる方が見付かったと思っていたのですが、4月中旬になっても畝立てが始まらない。どうしたことかと農協に尋ねると、実は見付かっておらず、当面、農協が管理し、大豆でも植え付けしようとのこと。でも、今になっても大豆の作付けもなく、トラクターで草絶やしをしているだけです。(8月に畑の半分を何か作付けされた。)なんにしても、誰かが守りしてくれそうで助かります。
(2012年8月23日追記)
 自宅前の田んぼが弱りました。梅雨明け後にうっそうと雑草が茂り、7月31日に草刈りをせねばならなくなりました。隣の方の田より地面が少し高く、水張りが不完全であったからです。草刈り後に用水路を塞いだりしてみたのですが、うまくいかず、またまた雑草が伸びだしています。おまけに、土を掻き混ぜたために奥深く沈んでいたヒエの種が地表に現れて、ヒエがいっぱい伸びていましたから、丹念に草刈したものの、必ずや脇芽が出て、放置すれば種がこぼれます。
 田起こしと水張りの効果なしです。それどころか、秋にはヒエ退治のため2回周り草刈りせねばならないです。これには参りました。
  
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