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2011.4.5 ネギ苗の植え付け [おふくろ]

 今年は、昨秋に1畝に蒔いた種がビッシリ芽吹き、苗がたくさん採れ、4月4日、おふくろが、そのネギ苗を全部収穫し、翌5日、おふくろが須賀前の畑に3畝植え付け。残った苗は、お隣の老夫婦専業農家にもらっていただいた。何とかするとのこと。
 2、3年前までは、ネギ苗を今の倍も作り、おふくろが友人に苗をやったり、車で1時間かかる遠方の知り合いに大量に差し上げたりしていたのだが、寄る年波には勝てず、今シーズンは苗作りを縮小。
 それでも、今年は大量に余りが出た。
 そして、総延長30メートルにわたる苗の植え付けは、92歳の老体にとっては多少こたえたようで、“疲れた、疲れた”を連発。「1日で済ませようとするから、あかんのや。2日に分けてやりゃええ。」と、小生が言うと、「畑が遠いから・・・往復600メートルと近いのですが・・・2回も行っとれん。」とのこと。
 要するに、小分けするのは面倒だから1回で済ませたいだけのことで、翌日に疲れが残らないようだから、口で言うほどに疲れていない。これは毎度のことで、話半分どころか、“話2分”で受け止めねばならない。
 “いてぇ、かいい、疲れたぁ”の8割は、嘘で、残り2割が小生と同程度の“痛さ、かゆさ、疲れ”であり、よって、“いてぇ、かいい、疲れたぁ”は、“元気イキイキ、どってことない!”と、翻訳して理解するようにしている。
 実に丈夫い、おふくろ。100歳まで軽く生きるでしょう。そのとき、小生は何と70歳。ギクッ!!
(4月10日追記)
 今日、須賀前の畑へ行ってビックリ!
 3月に、4畝用意しろと言われて、そのとおり準備したのだが、道路に近い方の2畝はそのまま。少し離れた奥の方に、ネギ苗の作付けが3畝。土寄せ用に作った畝にまで植え付けてある。
 1畝少ない作付けは、夏に本伏せする畝数が少なくて済み、助かるのだが、寄せ畝にまで作付けされたものだから、隣のイチゴとの畝幅が小さくなり、弱ります。
 少しでも使える畝があれば、何かを作付けしてしまうという、この気性は、専業農家の年寄りに共通しているようで、たまたま来て見えた隣の畑のご主人に、この話をしたら、今は亡き母親も同じで、しょっちゅう口喧嘩したとのこと。うちと一緒だわ、と苦笑い。
(4月11日追記)
 今年は3畝で助かったと思っていたのだが、これは間違い。残り1畝分は、ちゃんと自宅前の畑に2箇所に分けて植え付けてあった。これも、困ったもの。夏野菜を植え付ける予定の場所の直ぐ隣で、これでは、どちらも土寄せするのに、苦労させられる。
 “こんなに苗を植えてどうするの!”だ。
 今回のこれは本植えではなく、梅雨明け後に再度本伏せ(本植え)せねばならず、それまでに苗が株別れして増えるのだ。そうなると、10畝分以上が育つのだが、本伏せは5畝程度だから、またまた無駄が出る。
 それもまた処分せねばならず、余分な労力を使わねばならないし、そして、畑の地力が落ちることにもなるんだが。
 何とも弱ったものです、うちのおふくろには。
 
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